本製品は、呼吸による胸、腹部の体動レベルを患者自身がモニターする装置です。
肺など呼吸性移動を伴う幹部のCT撮像や放射線治療の精度を高め、再現性を確保するためには、呼吸のコントロールが不可欠となります。
精度の高い呼吸コントロールを実現するには、患者の協力が必要ですが、患者自身がモニターできない条件下で、患者に呼吸レベルを安定化させることは大変困難です。
そのため、患者にもわかりやすく、簡便に使用できるツールが求められてきました。
これを解決するのが「abches」です。
![abches アブチェス
[胸腹部2点測定式 呼吸モニタリング装置]
山梨大学知的財産特許](img/abches_img_01.jpg)
アブチェスの主要部分は、樹脂で構成され、本体部分には金属を使用していません。
測定器+スタンドのシンプル構造で、総重量1.5kgを実現しました。
また、電気的パーツを使用しておりませんので、電源・バッテリーは一切不要です。
アブチェスは、以下のような原理で呼吸レベルを視覚的に確認することができます。
- 1. シンプル構造でわかりやすい呼吸レベル表示
胸部・腹部に接触させたアームが呼吸に合わせて動く。 - 2. 呼吸レベル波形のデジタル表示
2点のアームの体表面上下移動量がスタンド上のメータに表示される。
(3色カラーマーカー) - 3. 呼吸レベルを見て、確認
患者はメータのレベルを見ながら、呼気吸気をメータの位置で確認し、コントロールできる。 (専用の患者ミラー装着でより見やすくなります) 表示板は透明のため、患者の対面方向からでも確認でき、オペレーターからもチェックが可能です。
表示板は透明のため、患者の対面方向からでも確認でき、オペレーターからもチェックが可能です。
リニアック、CTなどの放射線機器のみならず、PETなど診断機器のガントリー内でも使用することができます。
体動による画質劣化やアーティファクトを押さえることができます。


